こんにちは~
今日は、我が家で読まれている絵本「星のひとみ」について、お話しようと思います。
この絵本は私も読んだし、3年生の娘も夢中です。
まずはこの物語の概要から、そして私たち母娘のリアルな感想を、ママ目線&キッズ目線でお届けします。
どんなお話なのか、興味が湧いたらぜひ最後まで読んでみてくださいね!
「星のひとみ」おおまかなあらすじ
あるクリスマス・イブに、トナカイが引くソリの一行がオオカミに襲われ、赤ん坊が雪中に落とされました。
その赤ん坊はフィンランドの農家に拾われ、「星のひとみ」と名付けられました。
彼女の目は特別な力を持ち、天候を変えたり、盗まれた物を見つけ出すことができましたが、その力が原因で恐れられるようになります。
隣の家の女性が彼女を元の場所に置き去りにしたが、家族は彼女の不在を悔やみ、彼女を探しに行きました。
しかし、星のひとみは見つからず、その後の彼女の行方は誰にもわかりませんでした。
星のひとみの感想・レビュー
フィンランド出身の有名な作家、トぺリウスが書いた素敵な物語です。
私は北欧のお話が大好きで、この作品も深く心に残っています。
石井睦美さんが書き直したこのバージョンに出会えたことが、とても嬉しいですね。
原作の大切な部分はしっかりと残しつつ、もっと理解しやすくなっている気がします。
せなけいこさんが描いた絵も、この話の雰囲気にぴったりで、見ていて心が温まります。
絵本「星のひとみ」は、ふしぎな力を持つ女の子の物語です。
クリスマス前夜、サーミ人の夫婦のそりから落ち、雪原に一人ぼっちになった赤ちゃんが主人公。
個人的に好きなところは、雪原で赤ちゃんが一人ぼっちになってしまうシーン。
おごそかで、その瞳に星が宿るという設定を説得力あるものにしています。
この赤ちゃんの瞳には星が宿り、人の心を見ることができる特別な力を持っています。 しかし、この力が原因で育ての親に不気味がられ、目をふさがれ閉じ込められてしまう悲しい運命を辿ります。
この物語は、少し怖くて悲しい気持ちにさせるものですが、同時に、どんな子どもも大切にしようという強いメッセージを伝えていると思います。
不思議な出来事が起こるたび、育て親の反応は理解できるものの、読んだ後には強い余韻が残りますね。。。
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「星のひとみ」は、思いがけない力を持つことの難しさと、人々がお互いを理解し受け入れることが重要だよと伝える物語になっていると思います。
小学生くらいから、ゆっくりとこの物語を味わってほしいですね。
小学3年生の娘の感想
小学3年生の次女が、絵本についての感想を教えてくれました。
(短いですが、タイピングも本人がしています)
ゆきの夜、そりから落ちた赤ちゃんは、オオカミにかこまれてしまいました。
けれど、赤ちゃんがオオカミを見つめるとオオカミはさっていくので(赤ん坊がオオカミを追いはらうなんてすごい)と思いました。
次の日お百しょうさんに拾ってもらえてよかったなと思いました。
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